一般社団法人国際天然物機能開発研究会。

一般社団法人国際天然物機能開発研究会の研究会レポートを随時掲載していきます。

 

第30回美膳薬膳

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今週の美膳薬膳では先週ご紹介致しました

薬膳カラーダイエットの青フードダイエットについてご紹介しますcheekyenlightened

 

8月2日の美膳薬膳で、が多かった人が該当します。

該当項目は肌が気になる、よく頭が痛くなる、生理痛がひどい、

爪が割れやすい、よく目がかすむです。

 

青(緑)フードダイエットは血液の滞りを改善し、

脂肪を燃やすことを目的とします。

酸化した悪玉コレステロールが血管壁に入り込むと

動脈硬化を起こしやすくなります。

それに加え、栄養や酸素が体のすみずみまで十分にいきわたりにくくなります。

さらに、血液の巡りが悪いと、肌荒れや脂肪太りへつながります。

 

この状態を解消するのが「青(緑)フードダイエット」です。

 

おススメの薬膳素材には造血作用のある

にら、ほうれん草、モロヘイヤ、緑豆、まぐろなどがあります。

これらの食材は、血を補い、体内の有害物質である活性酸素を除去し、

血液をサラサラにする作用がありますsmiley

 

青フードダイエットで血流改善を図りましょう☆☆

 

 

ダイエット美膳薬膳

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マグロのソテー

   〜モロヘイヤとほうれん草のグリーンソース添え〜

<材料>

まぐろ(100g)、塩・こしょう(少々)、小麦粉(少々)、松の実・クコの実・糸唐辛子(適量)

<グリーンソース>

モロヘイヤ(1/2束)、ほうれん草(1/4束)、白ワイン(大1)、

オリーブオイル(大1)、塩・こしょう(少々)、レモン汁(少々)

<作り方

まぐろは塩・こしょうで下味をつけ、小麦粉をまぶしてソテーします。

<グリーンソースの作り方>

ほうれん草とモロヘイヤをさっと茹で冷水で冷やしたら、

絞り水気をとっておきます。ミキサーに入れペースト状にします。

白ワイン、オリーブオイル、塩・こしょう、レモン汁を加え味をみながら調節します。

まぐろの上にグリーンソースをかけ、お好みで松の実・クコの実・糸唐辛子を

盛り付けたら完成です。

 

【本日の薬膳食材】

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モロヘイヤ・・・抗酸化作用があり、血液を綺麗にして血栓を防ぎ、

         癌や動脈硬化を予防するのに役立つビタミンE

         骨の形成を助けるカルシウム、ビタミンKも豊富に含まれています。

         また、コレステロール値を低下させるのに有効な食物繊維も豊富に含まれ、

         粘り成分のムチンやマンナンには、 胃腸の消化作用の促進、

         血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを低減させる働きがあります。

 

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ほうれん草・・・血を補い、体を潤す作用があります。鉄分が豊富で貧血の改善に良いです。

          乾燥肌、便秘、目の充血、めまいの解消におススメの食材です。

 

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まぐろ・・・・・・ 血・気を補い、造血作用があります。体を温める性質を持つので血行を促進します。

         また、血液をサラサラにし、コレステロールを下げたり

         動脈硬化予防にもおススメの食材です。

 

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 大川 慶子図2.png

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

美膳薬膳   2013年08月09日   admin

第29回美膳薬膳

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毎日暑い日が続いていますが、夏バテ予防にスタミナ食材を食べて、

元気をつけたいところですね。

しかし、露出の増える夏場はダイエットを考えていらっしゃる方が多いと思います。

無理な食事制限はリバウンドを起こしたり健康を損ないかねません。

ご自分の体質に合わせて食事を摂ることで、カラダの不足を補い、

滞りを解消してダイエットを行い、

若々しい健康的な体へとリセットしましょう☆彡

 

今週からの美膳薬膳では、薬膳カラーダイエットについてご紹介致します。

 

まず、ご自分が何色のダイエットが向いているかを調べていきましょう。

下の項目のなかでいくつ当てはまるか確認してください。(複数解答可能)

 

☆タバコを吸う人、生活が不規則、お酒をよく飲む、イライラしやすい、落ち込みやすい

 

■肌が気になる、よく頭が痛くなる、生理痛がひどい、爪が割れやすい、よく目がかすむ

 

〇汗かき、よく胃がムカムカする、足や顔がむくみやすい、睡眠が浅い、なんとなく体がダルイ

 

いくつ当てはまりましたか?

 

☆が多い人は「白・黒フードダイエット

■が多い人は「青フードダイエット」、

〇が多い人は「黄・赤フードダイエット

 

本日は、「白・黒フードダイエット」についてご紹介いたします。

 

白・黒フードダイエットに該当された方は、

胞が働くためのエネルギーの流れが不足したり、

滞ったりしている状態と考えます。

気を鎮め、ストレスからくる過食肥満を解消しましょう。

 

抗ストレス作用のある白フードとしては、大根、蓮根、大豆などがあります。

また、老廃物を排泄しやすくする黒フードとしては黒ごま、こんにゃく、

きのこ類、黒大豆、黒酢、黒米、海苔などがあります。

 

 

ダイエット美膳薬膳

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ブルーベリー黒酢ソースの豆腐チーズムース(4カップ分)

材料:

豆腐チーズムース

豆腐(100g)、クリームチーズ(100g)、豆乳(120cc)、

砂糖(30g)、ゼラチン(6g)、お湯(50cc)、レモン汁(小2)、ミントの葉

 

ブルーベリー黒酢ソース

黒酢(50cc)、水(50cc)、ゼラチン(2.5g)お湯(大1)

 

レアチーズの作り方:

?クリームチーズと砂糖を合わせ、なめらかになるまで混ぜます。

豆乳とレモン汁を加え、ダマにならないよう混ぜます。

?お湯にゼラチンを加え、溶けたら?に加え、器に流し入れ固まるまで冷蔵庫で冷やします。

 

黒酢ソースの作り方:

黒酢と水を合わせ、溶かしたゼラチンを加え、レアチーズ生地が固まったら、

生地の上にかけ再び冷蔵庫で固めて完成です。

 

本日の薬膳食材

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豆腐・・・タンパク質、ビタミン類が吸収されやすい形で豊富に含まれています。

     ビタミンB12、カリウムは便秘解消によいとされています。

 

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黒酢・・・アミノ酸やクエン酸には、脂肪を燃焼する働きがあるので、

     脂肪がつきにくい体になり、ダイエットや生活習慣病の予防にも効果を上げてくれます。

     抗酸化作用もあるので、アンチエイジング効果も期待できます。

 

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 藤 果菜恵図2.png

?国際天然物機能開発研究会 監修

美膳薬膳   2013年08月02日   admin

第28回 美膳薬膳

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今回は先週に引き続き美肌に関する薬膳をご紹介致します。

 

夏の強力な紫外線皮膚へのダメージが大きく、美肌の天敵です。

 

紫外線は肌を乾燥させ、肌のバリア機能を破壊

肌荒れをおこしやすくします。

こうした皮膚へのダメージが肌の老化にもつながるので、

UVクリーム等での紫外線対策はもちろんのこと、

体の中からもケアが必要です。

 

中医学では潤いのある美肌に関係するのはです。

 

肺は皮膚との関連が深く、肌に潤いを与えたり、

保護機能を高めたりすると考えられています。

よって肺の働きが弱くなると

肌が乾燥したりシミしわなどの

肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。

 

肺を補う食材として・・・

ゆりね、はとむぎ、白きくらげ、ごま、松の実、

落花生、ほうれんそう、もも、さくらんぼ、はちみつなど があります☆

 

肺を補い紫外線に負けない

      潤いのある美肌を目指しましょう♪♪

 

 

美肌薬膳

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白きくらげとホタテの茶碗蒸し

材料

卵(2個)、だし汁(360〜380ml)、ホタテ缶(小缶1)、白きくらげ(乾2g程度)、

調味料A:塩(小1/3〜1/2)、みりん(小1)、薄口しょうゆ(少々)、ホタテの缶汁(小1)

木の芽、桜海老(盛り付け用)

作り方:白きくらげはたっぷりの水で戻しておきます。

     冷ましただし汁に調味料Aを加えます。別のボウルに卵を静かに溶きほぐし、

     調味液を加えて泡立てないように混ぜ、濾し器で濾します。

     茶碗蒸しの器に白きくらげ、ホタテのほぐし身を入れ、調味液を注ぎいれます。

     蒸し器の鍋に湯を沸騰させ、器を入れます。

     強火で2分蒸した後、弱火にして10〜12分ほど蒸します。

     仕上げに木の芽と桜海老を飾れば完成です。

 

【本日の薬膳食材】

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白きくらげ・・・滋養強壮や美肌に良いです。

         肺を補い、肌に潤いを与えてくれます。

         また、ホルモンの働きを良くし女性機能を健全にする作用があるので

         女性におススメの食材です。

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ホタテ・・・ミネラル類が豊富なホタテは体液を補い

      腎の働きを高めるので滋養強壮やアンチエイジングにおススメの食材です。

      また、めまいやのぼせにも良いです。

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鶏卵・・・体液や血液を補い、体を潤す効果があります。

     また、栄養価も高く、お肌の潤い、弾力を作るコラーゲンの主原料となる

     アミノ酸が豊富に含まれています。

 

 

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 大川 慶子図2.png

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

  2013年07月26日   admin

第27回美膳薬膳

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毎日強い日差しが続いていますね。

皆様、紫外線対策はしっかり行っていますか?

 

紫外線を浴びるとメラニンが増えてシミができるだけでなく、

肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンといった成分を破壊する酵素が増え、

たるみやしわを増やしてしまいます。

 

中医学ではシミやそばかすなどの色素沈着は「?血(おけつ)」という、

「血の流れの悪い状態が引きおこした結果あらわれるもの」と考えます。

抗酸化作用のある食材や血行を促進する食材を摂りいれ、

ドロドロ血液を取り除きましょう★

 

紫外線対策薬膳

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トマトカップの薬膳はとむぎサラダ(2人分)

材 料:はとむぎ(大1)、白米(1合)、トマト(中3個)、卵(1個)、

    エビ(中3尾)、オリーブオイル・塩・胡椒・乾燥バジル(少々)

作り方:白米とハトムギを混ぜ、ごはんを炊きます。

    ?卵は炒り卵にし、エビは茹で、小さく切ります。

    ?トマトはヘタの部分をスライスし、スプーンで中をくり抜きます。

    ?ボールに?のハトムギご飯と、?の炒り卵、刻んだエビ、乾燥バジルをボールで混ぜ、

     塩・胡椒で味を整えます。

    ?のトマトカップに?の具材を詰め、オリーブオイルを回しかけて完成です。

 

【本日の薬膳食材】

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トマト・・・トマトの赤い色に含まれるリコピンは抗酸化作用が高く、

     細胞の酸化や老化防止に有効とされています。

     同じく抗酸化作用のあるカロテンやビタミンC、Eも含んでいます。

     皮膚や粘膜を健康に保つ効果もあります。

 

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はとむぎ・・・胃腸の働きを高めて水分代謝を整えます。

       肌につやと潤いを与えニキビ、シミ、そばかす、老人班に効果があります。

 

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エビ・・・活性酸素除去効果のあるアスタキサンチンを多く含み、

     紫外線による肌のダメージを未然に防いでくれます。

     また、シミの原因であるメラニンの生成を抑制し美白作用が期待できます。

 

※今回は、フルーツトマトを使用しています。

 一口で食べられるので、お客様が来られた時におススメです☆

 

 はと麦のプチプチした食感を楽しんでください♪

 

 

【美膳薬膳担当者】

管理栄養士 藤 果菜恵図2.png

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

美膳薬膳   2013年07月19日   admin

第26回美膳薬膳

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いよいよ梅雨明けし、毎日猛暑日が続いていますね。

皆様夏バテしていませんか?

また、熱中症には十分お気を付けください!!

 

先週は基礎代謝についてご紹介致しました。

今週は基礎代謝と免疫力についてご紹介致します。

 

免疫力とは、体内に入ったウイルスや細菌、

異物などから自分自身の体を守る力のことです。

 

免疫力が低下すると多くの疾病を引き起こす原因となります。

基礎代謝と免疫力には密接な関係があり、

基礎代謝を上げることで免疫力も上がり夏風邪予防にも有効です。

 

また、老廃物の排出にも繋がるのでデトックスやダイエットの助けにもなります。

 

基礎代謝を上げるためには先週ご紹介したバランスの取れた食事が大切です。

しかし、暑さで食欲が出ないという人も多いかと思います。

 

本日の薬膳レシピでは食欲不振の方に

おススメの食べやすい冷たいスープをご紹介します。

 

ターメリック(ウコン)や唐辛子などの

スパイスが効いたスープは食欲不振時に良いだけでなく、

体を中から温め代謝UPにおススメです。

付け合せの野菜をつけて召し上がってもおいしく頂けますよ。

 

 

ぽかぽか薬膳

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カレー風味の薬膳ビシソワーズ

材 料:じゃがいも(2個)、玉ねぎ(1/2個)、固形コンソメ(1個)、

     水(200cc)、牛乳(200cc)、塩・こしょう(少々)、

     パセリ(少々)、クコの実、付け合せ野菜(お好みのもの)

     スパイスA:ターメリック(小1)、クミン(小1)、唐辛子(小1/2)、

     ガーリックパウダー(少1)、ジンジャーパウダー(少々)、塩(少々)

作り方:じゃがいもと玉ねぎは皮を剥き、薄くスライスしておきます。

     鍋にじゃがいもと玉ねぎ、水、コンソメを入れ火にかけ、

     柔らかくなるまで灰汁をとりながら煮込みます。

     柔らかくなったらミキサーにかけ、鍋に戻し、牛乳、スパイスAを入れ

     火にかけ塩・こしょうで味を調えたら粗熱をとり冷蔵庫で冷やします。

     パセリ、クコの実、生クリーム等で飾り付けをし、

     お好みの野菜を添えたら完成です。

 

【本日の薬膳食材】

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じゃがいも・・・気を補い、脾の働きを高めるので筋肉疲労や息切れに良いです。

         また、消炎、解毒作用があるので胃に余分な熱がたまることでおきる

         胃痛、胃潰瘍、水分代謝のトラブルによるむくみの解消にもおススメです。

 

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ウコン・・・気の巡りと血行を良くし、痛みや出血を抑えます。

      また、肝の働きを良くするので食欲不振の解消におススメです。

 

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唐辛子・・・体の中の冷えを追い出し、温める作用があります。

       血のめぐりを良くし、消化を促進するので、

       食欲がないときにもおススメです。

 

 

ぜひ、お試しくださいwink

 

【美膳薬膳担当者】

 

 

管理栄養士 大川 慶子図2.png

 

 

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

 


 

美膳薬膳   2013年07月12日   admin

第25回美膳薬膳

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皆様は、夏と冬・・・どちらが脂肪燃焼を行いやすいと思いますか?

 

夏は汗をかきやすく気温が高いので、

冬より夏の方が脂肪燃焼しやすいイメージがありますが、

実は、1年の内で夏がもっとも脂肪が落ちにくく痩せにくい季節なのです。

 

なぜ、夏が痩せにくいのかといいますと、

基礎代謝が低下するからです。

 

基礎代謝とは、呼吸や内臓機能の維持、体温調節に使う、

生きるために最低限必要なエネルギーのことです。

外気温が体温に近い夏は、体温維持にあまり力を使う必要がなく、

基礎代謝が下がってしまいます。

代謝を高めるアミノ酸(動物性たんぱく質)や主食をしっかりと採り、

基礎代謝を上げる食材を上手に採り入れて、

カラダを内側からぽかぽか温めましょう★

体を温める温熱性食材には、しそ(赤じそ・青じそ)、にんにく、

にんじん、黒豆、生姜、たまねぎ、みょうが、もち米、えび、シナモン、

ねぎなどがあります。

 

ぽかぽか薬膳

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野菜たっぷりぽかぽか薬膳しゃぶしゃぶ

材料(2人分)

だし汁(干しエビ・昆布)800cc、牛スライス肉(180g)、

人参(1/2本)、しめじ(1袋)、ねぎ(1/2束)、みょうが(3本)、

大葉(1束)、キャベツ(1/4個)、もやし(1袋)、

(あれば、八角、ナツメ、クコの実、紅花、陳皮、松の実)

 

作り方

?鍋に水を入れ、干しエビと昆布で出汁を取ります。

?人参はピーラーで薄くスライスします。キャベツは1cm幅の千切りにします。

?しめじは石づきを取り、小房に分けます。

?人参・もやし・キャベツ・しめじを茹でます。茹でたものは粗熱を取り、

  絞ってから千切りにした大葉・みょうが・しょうがと混ぜ合わせます。

?器に盛り付け、小口切りにしたねぎを散らします。

?出汁を取った鍋(用意できる方は、八角、ナツメ、クコの実、

 紅花、陳皮、松の実を入れる→お肉と一緒に食べることができます!)

 が沸騰してきたら牛スライス肉を入れます。

 火が通ったら、皿に取り茹でた野菜を巻いてゴマダレを

 付けてお召し上がりください。

 

本日の薬膳食材

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人参・・・体を温め、脾・腎の働きを活性化し、五臓全体に栄養を行き渡らせて

     滋養する効果があります。

     老化防止やがんの発生を抑えるといわれるカロチンを多く含んでいます。

 

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しょうが・・・脾の働きを助け、内臓を温める働きがあります。

 

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みょうが・・・ビタミンB1、B2、C、カルシウム、カリウムを含み、

       血行促進や発汗を促し、血液の循環を良くしてくれます。 

       さわやかな香りで、食欲を増進する作用もあります。

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ねぎ・・・・・ビタミンA、C、カルシウム、βカロチンなどを含み、

       冷えた体を温め、疲労回復に効果があります。

 

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大葉・・・・・胃腸を温める効果があり、脾の働きを助けて胃腸の調子を整え、

       気の流れとともに、血のめぐりも良くしてくれます。

       活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用のあるβ―カロテンを多く含んでいます。

 

とても簡単に作ることができますので、

是非、お試しください☆

 

【美膳薬膳担当者】

 

 

管理栄養士 藤 果菜恵図2.png

 

 

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

美膳薬膳   2013年07月05日   admin

第24回美膳薬膳

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先週までの美膳薬膳では二週にわたり便秘をテーマに

便秘の種類、養生方法について

中医学、薬膳に基づく観点からご紹介致しました。

薬膳では自分の体質や症状を知り、

自分に合った養生法を見つけることが重要です。

 

そして食物の性質や効能を学び、

『自分に合った組み合わせでオーダーメイドの健康食を作ること』

それが薬膳で一番大切なことです。

美膳薬膳では健康で美しく、

幸せな毎日を送るためのポイントをご紹介していきます☆

 

スッキリ薬膳

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くるみ入りバナナミルク

 

<材料>

バナナ(1本)、牛乳(150〜200ml)、くるみ(少々)、はちみつ(小1)

<作り方>

くるみは軽く乾煎りしておきます。

バナナは一口大に切っておきます。

材料をミキサーに入れ、トロトロになるまで混ぜたら完成です。

 

☆アレンジ方法☆

バナナを一口大に切り、凍らせたものを使うとシェイクになります。

また、きなこやごま、お好みのフルーツを加えるなど

自分だけのオリジナルドリンクが作れます。

 

【本日の薬膳食材】

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バナナ・・・体の熱をとり、肺や腸を潤すので慢性の空咳や便秘の改善に良いです。

       腸内環境を整え、疲労回復、滋養強壮におススメの食材です。

 

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くるみ・・・腸を潤し便通を良くします。良質なタンパク質とビタミンを含み、

      エイジングケアや滋養強壮にも良いです。

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牛乳・・・牛乳は五臓を養う大切な食材です。肺や胃腸を補う効果があるので、

      のどの渇きや便秘の解消に良く、肌や髪を美しくする効果があります。

 

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はちみつ・・・消化吸収力を高め、腸や肌の乾燥に良いです。

        胃痛、腹痛を和らげ、便秘の解消におススメの食材です。

 

来月からのテーマ告知

さて、来月からはまた新たなテーマで美膳薬膳を送り致します☆

ついに暑い夏が始まります!!!!

強い日差しに、肌の露出も増え、

気になることは・・・この2つ。

夏の美ボディ薬膳・・・代謝UP、ダイエットなど

              内側からのボディメイクに役立つ薬膳をご紹介致します。

美肌薬膳・・・日焼け、紫外線からお肌を守り、美白・美肌に関する薬膳をご紹介致します。

        夏の肌ケアは肌の老化防止(シミ・しわ対策)にもとっても重要です。

 

 

【美膳薬膳担当者】

 

管理栄養士 大川 慶子図2.png

 

 

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

美膳薬膳   2013年06月28日   admin

第23回美膳薬膳

bizenyakuze...

 

梅雨の中休みもいったん終了し、今週は雨の日が多かったですね。

 

先週に引き続き、今週も残る3つの便秘タイプについてお話をします。

 

腸内の熱による便秘「熱秘」

胃腸に熱が生じることで、乾燥して腸内の潤いを失い、

便がでにくくなるタイプです。暴飲暴食や熱性の疾患、

体温が高い体質などが原因とされています。

お腹がはる、のどが渇く、体が熱っぽい、口臭がある、

便がくさいといった特徴がみられます。

胃腸の熱を冷まして、潤す食材を食べましょう。

 

気のつまりによる便秘「気秘」

ストレスによる精神的な緊張や長時間座りっぱなしの生活、

運動不足、トイレを我慢する週刊などにより、気の流れが悪くなり、

胃腸内の気が滞って動きが悪くなることが原因とされています。

便通はあってもすっきり出ない、お腹がはる、

ゲップがよく出るなどの特徴がみられます。

気の流れを良くする食材を食べましょう。

 

気の不足による便秘「気虚秘」 

虚弱体質や疲労、妊娠、慢性疾患などで気が不足し、

胃腸の動きが弱くなっていることが原因とされています。

疲れやすい、息切れする、食欲がない、汗をかきやすいなどの症状が見られます。

気の不足を補う食材を食べましょう。

 

すっきり薬膳

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すっきり薬膳ニョッキ(2人分)

<材料>

じゃがいも(300g)、☆強力粉(60〜70g)、☆パルメザンチーズ(30g)、

☆卵黄(1/2個)、トマト(1個)、ウインナー(2本)、おくら(2本)、ごぼう(1/4本)、

パセリ(お好み)、砂糖(小1)、トマトケチャップ(大1)、お湯(50cc)、

オリーブオイル(炒め用と茹でる用)、塩(茹で用)

<作り方>

じゃがいもは皮を?いて茹で、熱いうちにつぶしておきます。そこに、☆の材料を加え、良く混ぜます。

1.5cmの棒状に伸ばし、2cmの長さに切り、フォークで形を整えます。

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩とオリーブオイルを加え、ニョッキが浮いてくるまで茹でます。

茹であがったらザルあげ、水気をきっておきます。

トマトは皮を?き、1cm角に切ります。オクラとごぼうは茹で、食べやすい大きさに切ります。

ウインナーは斜めに切ります。オクラ以外の材料を炒め、火が通ったら、お湯を50cc加えます。

味付けを行い、器に盛り付けたニョッキの上にソースをかけます。

最後にオクラと、パセリを飾り、出来上がりです。

 

本日の薬膳食材

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じゃがいも・・・熱に強いビタミンCを多く含みます。

         また体内の余分なカリウムを排出する効果があり、気の不足を補うことができます。

 

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オクラ・・・オクラのぬめり成分はコレステロールを下げる作用や、整腸作用があります。

      カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンB1、ビタミンCを多く含んでいます。

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ごぼう・・・食物繊維が豊富に含み、熱を冷ます作用や腎臓を強化して気を補う作用があります。

 

管理栄養士 藤果菜恵図2.png

 

 

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

  2013年06月21日   admin

第22回美膳薬膳

bizenyakuze...

 

毎日、ジメジメとした過ごしにくいお天気が続いていますね。

 

梅雨のお天気と同じく、毎朝スッキリしない・・・。

とお悩みの方は多いはずです。

 

美膳薬膳では、梅雨をスッキリ乗り切るための便秘解消レシピを

ご紹介をさせていただきます。

 

 一言に便秘といっても、中医学では5つのタイプに分類されます。

今週は、2つのタイプについてお話をさせていただきます。

 

冷えによる便秘「冷秘」

生ものや冷たいもののとりすぎによって下腹部が冷え、

胃腸の動きが悪くなることが原因とされています。

体が冷えると便秘が悪化する、下腹部や足腰の冷えが強い、

寒がり、夜間の頻尿、腰痛などの特徴が見られます。

にら、ねぎ、らっきょう、ごま、くるみなど

胃腸を温める食材がオススメです。

 

血の不足による便秘「血虚秘」

病中病後、老後、産後、慢性疾患などで血(栄養)が不足して

胃腸の働きが弱まり、便を押し出す力が衰えていることが

原因とされています。

便秘が長期間続く、コロコロとした便が出る、動悸やめまいがする、

手足がほてる、寝汗をかくといった特徴が見られます。

血の不足を補い、滋養する働きのある黒ごま、黒きくらげ、

しめじ、人参、ほうれん草、桃などがおススメです。

 

すっきり薬膳レシピ

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きのこたっぷりにらと春雨の薬膳スープ

<材料>

にら(1束)、干し椎茸(2枚)、しめじ(1/2株)、えのき茸(1/4株)、

干しエビ(20g)、春雨(10g)、ゆずこしょう(お好みで)、

干しエビ・干しシイタケの戻し汁(2カップ)、塩、醤油(各少々)

 

<作り方>

干しエビ・干しシイタケは水で戻しておきます。

にらは3cmの長さに切っておきます。

しめじ・えのき茸・戻したシイタケは石づきを取り、

食べやすい大きさに切っておきます。

鍋に干しエビとシイタケの戻し汁、戻したシイタケ・エビ、

しめじ、えのき茸を入れ、煮ます。沸騰したら、火を弱め、2〜3分煮ます。

塩・醤油で味を調え、春雨を加えます。

春雨が透明になったら、にらを加え、ひと煮たちさせて器に盛り付けます。

お好みでゆず胡椒をのせ、完成です。


【本日の薬膳食材】

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にら:胃腸の働きを整えて、消化を促進し、腸内の蠕動運動を活性化します。

また、体を温める効果があり、冷えによる便秘や血の不足による便秘に有効です。

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しめじ:食物繊維が豊富で腸内をなめらかにし、便通を促す作用があります。

腸内のコレステロール吸収を抑制し、排泄する作用もあります。

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椎茸:椎茸は食物繊維を多く含み、ビタミンDを豊富に含んでいます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、歯や骨を丈夫にしてくれます。

 

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?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

美膳薬膳   2013年06月14日   admin

第21回美膳薬膳

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薬膳は毎日の食事を通じて

健康を維持することを目的にしています。

食事が体に与える影響はとても大きいのです。

また、体だけでなく食事はココロにも大きな影響を与えます。

その一つが幸せホルモンと呼ばれているセロトニンです。

 

本日は幸せホルモンセロトニンについてご紹介します。

セロトニンは、脳内で作られ、

精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンです。

感情のコントロールやココロのバランスを保ちます。

 

幸せホルモン「セロトニン」の合成についてご説明します。

私たちが食物を摂ると、

たんぱく質は分解されてアミノ酸になり吸収されます。

セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から作られます。

トリプトファンは、肉や魚の動物性の食品

大豆やナッツに比較的多く含まれています。

しかし、私たちの主食となる穀物にはあまり多く含まれていません。

 

トリプトファンを多く含む食品には、

肉、魚、大豆、チーズ、牛乳、卵黄、落花生、アーモンド、

バナナ、凍り豆腐、きな粉 などがあります。

 

また、体内でセロトニンを合成する際には、

ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムも必要になります。

 

セロトニン合成にかかわる食品を、

毎日の食生活の中で上手に摂りましょう。

 

ココロの薬膳

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薬膳ツナレタス炒飯

材料:冷ご飯(200g)、卵(1個)、レタス(2、3枚)、ツナ缶(1/2個)、

    ミックスビーンズ(少々)、鶏がらスープの素(小1)、

    生姜汁(少々)、塩・こしょう(少々)

作り方:ボールに卵を溶き、そこに冷ご飯、鶏がらスープの素、

     生姜汁を加え混ぜます。

     油をひいて温めたフライパンで炒めます。

     卵が固まってきたらツナと一口大にちぎったレタス、

     ミックスビーンズを加え炒めます。

     (豆類であればなんでもOKです。下茹でをし加えます。) 

     塩・こしょうで味を調え完成です。

★炒飯はパラパラに仕上げるためのコツ★

先に卵と冷ご飯を混ぜ卵でご飯をコーティングします。

また、水分を飛ばすためにパラパラになるまでよく炒めます。

 

【本日の薬膳食材】

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レタス・・・ビタミンA、B1、B2、C、E、カルシウム、フラボノイド、

      鉄分などが適度に含まれています。

      血液の循環をよくするので動脈硬化予防にもおススメの食材です。

      また、鎮静作用があるので安眠に良いです。

 

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まぐろ・・・気、血を補います。貧血や体力回復、老化防止に良いです。

      また、セロトニン合成に必要なトリプトファン、ビタミンB6、

      ナイアシン等を多く含みます。

 

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豆類・・・代謝を助けるビタミンB群や、鉄、カリウム、カルシウム、

     食物繊維を多く含んでいます。

            また、セロトニン合成に必要なマグネシウムも含みます。

 

管理栄養士 大川慶子図2.png

?国際天然物機能開発研究会 監修

 

 

美膳薬膳   2013年06月07日   admin